2018年5月14日
南相馬市立原町第一中学校「樋口達哉特別コンサート」開催報告
※下の方に写真があります。
2018年5月14日に福島県南相馬市立原町第一中学校にて、「被災地に歌を通じて元気になってもらいたい」との願いから、「樋口達哉特別コンサート」を開催致しました。
東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の被災地でもある場所でのコンサートは、これまでも団体としては樋口も参加していましたが、全くの個人としての被災地でのコンサートは初めての経験となりました。
本コンサートではヴェルディ作曲の「椿姫」から「乾杯の歌」を皮切りに、同じくヴェルディ作曲の「リゴレット」の「女心の歌」や「サンタ・ルチア」「帰れソレントへ」のイタリアの曲や「夏の思い出」など同校の教科書にも掲載されている曲も取り入れてのプログラムとなりました。
一曲目の「乾杯の歌」では皆さんの予想を裏切っての真後ろからの登場に皆さんびっくりのご様子。
曲の合間にはいろいろなエピソードを交えながら、広い視野を持って自分の力で夢を切り開くことの大切さを訴えました。
更には卒業式の定番曲の「旅立ちの日に」を皆さんとご一緒に斉唱したほか、特別に「原町第一中学校校歌」をサプライズで皆様にプレゼント!一番を独唱、二番、三番を皆さんと一緒に歌わせて頂きました。
今回ピアニストとしてご協力頂いたのは、なんと!原町第一中学校の卒業生であり、南相馬市がご出身の世界的なオルガニストの青田絹江さん。今回は特別にピアニストとしてご登場頂きましたが、まさに世界的なアーチストが二人も同じ場所に揃うという贅沢なコンサートになりました。
一方、「旅立ちの日」と「校歌」については、同校で音楽の教諭をされている鈴木先生にもご協力を頂き、アットホームで楽しいひと時となりました。
「旅立ちの日」では生徒の皆さんと樋口達哉の実に美しいハーモニー完成となり、感動的な曲となりました。
またこの度は新聞やテレビの記者の方も取材に来られ、本件を取り上げて下さいましたことを、厚く御礼申し上げます。
これからも同じ福島県出身として、樋口達哉は被災地の支援を続けて参ります!(スタッフ)